以前、どのようなかたが、コピーライターに向いているのかというお話をいたしましたが、覚えていらっしゃいますか。 とにかくまずは、文章を書くことが好きな人、そして文章を読むことも好きな人。 そして、簡単には諦めない粘り強い性格も必要であると言いました。 また、感性やセンスというものも、必要不可欠であるというお話をいたしましたね。 これらは、コピーライターという職業に就くためには、必須の条件でありますが、他にも是非とも持っておいていただきたい資質というのは、いくつかあります。 今回は、それらをご紹介しようと思います。 まず、想像力と創造力はないと困りますね。 これらもまた、クリエイティブな仕事に就こうというかたがたに、なくてはならないものです。 性格的なものでは、責任感が強いということも非常に大切です。 これは、コピーライターに限らず、社会人としては当たり前のことですね。 また、どちらかと言いますと、強気である性格の方がコピーライターには望ましいと思います。 何度、駄目出しをされても落ち込んでしまわない強い心が必要ですし、自らの作品を相手に批評されるだけでなく、自らで売り込めるだけの気力もなくてはならないものですね。 また、デザイナーやカメラマンなどと協力して一つの作品を仕上げてゆきますから、協調性もある程度なくてはいけませんね。 コピーを考えるだけなら一人でできそうだと思われるでしょうが、そういうわけにはいかないのです。 そして、他のクリエイターと決定的に違う条件として、漢字力があります。 漢字力のないコピーライターは、使い物になりません。 努力で身に付くものは徹底的に身に付けておくことで、他の弱点を補うことも可能でしょう。...
コピーライターというのは、クライアントの都合に合わせて仕事をするということはすでにお話いたしましたね。 クライアントが仕事の締切り日を決めたのであれば、なにがなんでもその日に間に合わせなくてはなりません。 普通に考えても、それが普通のことですよね。 ですが、締切りに間に合わないかたというのは意外と多いのです。 もちろん、頑張って考えて考えて考えても、どうしても思い浮かばない・・・長いコピーライター生活の中では、そのようなこともあるにはあるでしょう。 そのような場合には、コピーライターだけでなく、アートディレクターや営業に携わったかたがいらっしゃれば、そのかたも一緒に謝罪をするはずです。 そうして、もう数日、締切りを延ばしてもらいます。 約束を守れなかったわけですから、当たり前のことなのです。 しかし、とくにクリエイティブと言われる業界におきましては、締切りに間に合わないことにそれほど罪悪感を覚えないかたがたがいらっしゃいます。 このような職業に就いているという、ただそれだけの理由で締切りなどあってないようなものだと誤解されているかたも多いのですね。 これは、たぶんテレビドラマや漫画などの影響なのかもしれません。 「大先生」などと呼称されているのでしたらまだしも、どこの制作会社にもいるようなごく普通のコピーライターが、堂々と締切りを破って良いわけがないのです。 これから、コピーライターになろうというかたがたは、締切りは守るというごく当たり前のことをきちんと実践していただきたいと思います。...
なにかの仕事に就きたいと思った時に、その仕事についてよくわかる本を購入するかたは多いですね。 まだ、実際にその仕事に就いているわけではありませんから、本当に自分自身が理想としている仕事であるのかどうか、良い面ばかりが見えていて、実はもっと大変なことがあるのではないだろうか、そのようなことまではわかりませんからね。 実際に、やりたいと思っていた仕事に就いたものの、思っていたのと全然違うと言って、やめてしまうかたも多いのです。 また、コピーライターになりたてのかたも、この先どのようにして仕事を進めていったら良いのか・・・そのような軽い不安を覚えたときに、読んでおくと良いのではないかという本もあります。 とにかく、コピーライターという仕事に関係のある本をご紹介いたしますので、どうぞ参考にしてみてください。 ・最新約コピーバイブル(土屋耕一/仲畑貴志/秋山晶/梶祐輔/小野田隆雄/眞木準/秋山晶/一倉宏/多田琢/児島令子/岡康道/佐々木宏/杉山恒太郎/山本高史/高松聡/内山光司/前田知巳/中村禎/小西利行/中島信也/佐倉康彦 他 (著))・・・ ・みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ(仲畑 貴志著) ・ホントのことを言うと、よく、しかられる。勝つコピーのぜんぶ(仲畑 貴志著) ・新・コピーライター入門(中村 卓司著) ・広告コピーってこう書くんだ!読本(谷山 雅計著) ・文章がうまくなるコピーライターの読書術(鈴木 康之著) ・キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック(川上 徹也著) ・伝説のコピーライティング実践バイブル―史上最も売れる言葉を生み出した男の成功事例269(ロバート・コリアー著) ・「売る」文章51の技?説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方(有田 憲史著) 上記のような書籍を読み漁ってくださいね。...
コピーライターになりたいと思っていらっしゃるあなたにとって、憧れのコピーライターというのが、いるのではないかと思います。 ズバリ、それはどなたでしょうか。 また、そのコピーライターに憧れるのはどうしてなのでしょう。 その人の、どういうところが・・・または、どのような作品がお好きなのでしょう。 ご自分でそのようなことを深く考えてみたことがございますか。 単に、有名で面白いコピーを書くから・・・これだけの理由になっていませんか。 そのコピーライターが売れるようになる前に書いていたコピー、そして今現在、書いているコピー・・・それらもちゃんとわかっていますでしょうか。 コピーライターとして、世の中に名前が知られるほどになったかたというのは、そう多くはありません。 コピーライターという仕事に就いている全員から見れば、ほんの少し・・・数える程度の人数しかいらっしゃらないでしょう。 その中でも、コピーライターに何の興味もないというかたでさえご存じなのが、糸井重里氏でしょうね。 糸井氏は、多くのインパクトあるコピーを世の中に送り出すことで、広告業界に旋風を巻き起こしたようなものですし、コピーライターという仕事があるということを世間に知らしめたと同時に、多くの若者たちの憧れの職業にまで一気に押し上げたのです。 大変、大きな仕事をしたかただと思います。 糸井氏に興味がなくても、彼のコピーをいくつか挙げてみれば、必ず一つや二つは聞いたことがあるはずです。 コピーライターを目指すあなたには、ぜひ糸井氏を超えるようなコピーライターを目指していただきたいものです。...
前回は、コピーライターとして有名な人物として、糸井重里氏を挙げさせていただきました。 もちろん、糸井氏だけが有名なのではありませんし、糸井氏とともに広告業界に旋風を巻き起こし、コピーライターという職業を世の中に知らしめたコピーライターは、他にもいらっしゃいます。 仲畑貴志氏もそういったコピーライターの一人です。 糸井氏に比べますと、仲畑氏は、テレビに顔を出す機会は多くはありませんでしたが、コピーライターとして書いた作品は、やはりどなたでもご存じのものが多いです。 また仲畑氏の仕事への姿勢は「当たり前に存在する言葉を、皆が共感できるように表現をアレンジしてメディアに乗せて発信する」ことだそうです。 これこそが、コピーライターの仕事だとおっしゃっています。 仲畑氏のようなコピーライターを目指すかたは、この言葉をしっかりと胸に刻んでください。 林真理子氏もまた、女性のコピーライターとしてとても有名な時期がありました。 その後、作家活動に力を入れるようになりましたが、女性でもコピーライターとして活躍できるのだということを示してくれた存在ではないでしょうか。 糸井氏も、仲畑氏もそうですが、コピーライターでありながら、作家活動もしているというかたは多いです。 やはり、言葉や文章を書くのが得意なのでしょう。 いくつかの脚光を浴びたコピーを残しながらも、そのまま作家として有名になってしまう方もいらっしゃいます。 たった一行のキャッチコピーを考えるのが仕事のコピーライターではありますが、実際には小説を書けるくらいの文章力は、軽くあるという証明でもありますね。...
前回、前々回と一世を風靡したコピーライターのご紹介をしてみましたが、あなたはご存じでしたか。 今回は、コピーライターという人物に焦点を当てるのではなく、コピーそのもののほうに焦点を当てることにいたしましょう。 まず、あなたにとって心に残っているコピーというと、なにかございますか。 古いものでも、最近のものでもかまいません。 いくつか挙げてみてください。 まず、コピーライターという職業が、世間に注目されるようになったころの作品をいくつか挙げてみたいと思います。 これは、糸井重里氏のコピーですが、西武百貨店のために書かれたコピーで「不思議、大好き」というコピーや「おいしい生活」というコピーがあります。 記憶に残っていらっしゃるかたは多いでしょう。 イメージ広告が増えてきて、広告というものがちょっと方向転換したような時期でしたね。 糸井氏の作品には「いまのキミはピカピカに光って」もありますし、近年では、千と千尋の神隠しのキャッチコピーである「「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」など、スタジオジブリの作品も多数、手がけています。 仲畑貴志氏の作品で有名なものというと、「反省だけなら猿でもできる。」や「目のつけどころが、シャープでしょ。」などがありますし、ごく最近ですとCMでよく見かけると思いますが「アデランスは誰でしょう。」などもそうですね。 ほんのこれだけ挙げてみただけでも、なるほどたった一行の短い言葉ではありますが、確かに印象に強く残るものばかりではないでしょうか。 あなたが気に入っているコピーはどのコピーライターの作品ですか。 ご存じなければぜひ調べてみてください。...
コピーライターが一世を風靡した時代は過ぎ去りましたが、その時代のおかげで、現在でもコピーライターという職業は人気が高いものとなっています。 これまで、当ブログをご覧になったかたは、コピーライターという仕事がどのような仕事で、どのような人に向いているのか、就職はどこで見つけて、どういう勉強をすれば良いのか・・・等々、細かいことまで、ご理解いただけたのではないかと思います。 ここにきて、コピーライターという仕事の展望を語ってみたいと思います。 この世の中に経済活動があり、何かを売ったり、買ったりする限り、広告というものはなくならないでしょう。 とすれば、コピーライターという職業も、経済活動が続く限りは、あり続けるということになりますね。 広告業界というのは、以前から人気の高い業界でしたが、コピーライターという職業が注目を浴びるようになり、イメージ広告がどんどん作られるようになって、その高い人気を不動のものにした感があります。 そして、経済活動が続く限り、広告というものが無くならないのだとしたら、この先もコピーライターという仕事がなくなるということはないでしょう。 現在は不況の時代であると言われて久しいですが、そのような中にいてさえ広告がなくなることはありません。 いえ、そのような中にいるからこそ、今までより以上に優れたコピーライターを必要としているようにも思えます。 モノの宣伝にとどまらず、コピーは流行語になったり、そこから流行そのものを作り出して、ひとつの時代さえ作り出すことが出来ます。 今、コピーライターを目指して頑張っている、あなたこそが、次の時代を創造することになるのかもしれません。...
コピーライターに限ったことではありませんが、クリエイティブな仕事をする人々にとって、もっとも重要なのが、「感性」や「センス」と呼ばれるものです。 何故なら、これらは努力によって身につくものではないからです。 生まれながらにして持っている感性やセンスというものが、やはりあるのですね。 ファッションのセンスもありますし、芸術的なセンス、音楽的なセンスもあります。 コピーライターに一番必要なのは、文章のセンスでしょう。 ですが、こういったセンスをご自身が持っているのかどうかは、そう簡単にはわからないものです。 ご自身では、「私はセンスがないから」などとおっしゃっていても、いくつか仕事をしているうちに、隠れていたセンスがみるみる表面化してきて、どんどん優れたものになってゆくケースもあります。 逆に、いつも自分自身はセンスが良いと思っていたのに、コピーの仕事となると、めっきりそのセンスが影をひそめて、誰でも思いつくようなものしか書けない・・・そのようなケースもあるのですね。 ですから、結局は、しばらくの間やってみなければわからないということになるのですが、会社に就職した場合など、ほんの数カ月でもう諦めてしまうかたも多いようですね。 挫折してしまうというのでしょうか。 ですが、コピーライターになりたいと心の底から思っていたかたに、そのようなセンスや感性が、まったく無いというのも珍しいことです。 もともと備わっているから、そういった職業に目が向くわけですからね。...
前回の記事をお読みになったかたは、コピーライターには生まれ持っている感性やセンスが必要だということがご理解いただけたと思います。 これらは、努力によって身に付くものではありませんが、努力がまったく役に立たないというわけでもありません。 とくに、コピーライターにもっとも必要な文章力のセンスは、努力によってある程度は身に付けることが可能です。 そのために必要なのは、良質な書籍をいくつも読むことでしょう。 また、過去に話題になったコピーを書いた有名なコピーライターの作品をいくつも読み、自分だったらどのようなコピーを書くか、考えてみるのも良いですね。 常に世の中の動きに敏感であることも重要です。 新聞や雑誌には目を通し、インターネットなどでも、今、世の中ではどのようなものが流行っているのか、注目を浴びているのか、そのようなことにアンテナを立てていることも必要でしょう。 美しい風景などを見ることも非常に大切です。 コピーに風景など関係ないように思うかもしれませんが、その言葉にしがたいほど美しいものを実際に見たときに、どのように表現するのか・・・それがコピーライターには必要なのです。 一つの言葉だけでなく、20も30もの表現を考えてください。 美しい風景を見る機会がなければ、美術館へ行って最高の絵画を見るのも良いでしょうし、オーケストラなどを聴きに出かけるのもお勧めです。 名作と言われる映画を観るのも良いですね。 とにかく感動した事柄を、全て言葉で言い表して見るのです。 最初は泣きたくなるほど陳腐な言葉しか思いつかないと思います。 しかし、いつかふと気が付くと、あなたは言葉の魔術師のようになっていることでしょう。...
「好きこそものの上手なれ」とは言いますが、やはりそれぞれの職業には、向いているかたと、そうでないかたとがいらっしゃいます。 それでは、コピーライターに向いているかたというのは、どのようなかただと思いますか。 やはり、文章を書くのが好きなかた・・・これは必須事項でしょう。 文章を書くのが嫌いなかたが、有名なコピーライターになったという話は聞いたことがありません。 また、文章を書くのが好きであるということは、同時に読むのも好きであると言えるのですね。 数限りない文章を読むことによって、表現の幅も広がりますし、イマジネーションも広がるのです。 たくさんの読み物を読まずして、ただ自分の中にあるものを書くだけで、上手な文章が書けるようになる筈がないのです。 また、決して諦めない粘り強い性格もとても重要です。 広告に使用するインパクトあるキャッチコピーは、たったひとつではありますが、このひとつに決定するまでの間、何十、何百というコピーを書いているのです。 このへんは一般には知られないことですが、実はそういう努力をしてこそ、あの素晴らしいコピーが完成しているということを忘れてはいけません。 仮に、自分がコレだ!!と思うような、コピーがひとつ思い浮かんだとしましょう。 もうコレしかない!これで行こう!・・・そのように思ったとしても、実際にはそれがそのまま使われることはほとんどありません。 広告主であるクライアントの希望に沿ったものでなくてはなりませんし、クライアントがOKを出すまでは何度でも考え直さなくてはなりません。 もちろん、言いなりになるだけではなく、クライアントを説得させるだけの力量というものも必要です。...
コピーライターは、広告のコピーを考えるのが仕事ではありますが、実際の活躍の場というと、どのようなものがあると思いますか。 まず頭に思い浮かぶのは、広告というところから考えますと、テレビやラジオ、新聞、雑誌、ポスター、パンフレット等々ではないでしょうか。 実際、このようなところで活躍しているコピーライターは非常に多いです。 ですが、このようなところ以外にも、いろいろあるのですね。 たとえば、あちらこちらで開催される、なんらかのイベントの企画や運営に携わることもあります。 そのイベントの案内状の文章を考えたりもするでしょうし、入り口に立て掛ける看板の文章を考えることもあるでしょう。 プログラムなどを配る場合には、その内容を考える場合もあります。 このような仕事をしているコピーライターもいらっしゃいます。 また、新商品の開発に携わるコピーライターもいらっしゃいます。 アイディアの段階から携わる場合もありますし、商品が出来上がってからそのネーミングをお願いされる場合もありますね。 今まで市場になかったもののネーミングを考えるのは、難しいことでもありますが楽しい仕事だと思います。 これは、家電製品であったり、文房具であったり、地域の特産物のようなものであったり、お菓子であったり、本当にさまざまです。 広告のコピーを考えるのが得意なかたもいらっしゃいますし、このように商品のネーミングを考えるのが得意なかたもいらっしゃいます。 コピーライターの仕事は、皆さまが思っているよりも、ずっと多岐にわたっているということを知ってくださいね。...
前回の記事をお読みになり、コピーライターの仕事というのは、広告のキャッチコピーを書くだけではないのだということが、お分かりいただけたのではないかと思います。 まったく、その通りであるのですが、これはコピーライターによっていろいろです。 実際に、広告のキャッチコピーを一言、考えるだけで十分な収入が得られるようなコピーライターは、自分でやりたいと思う仕事だけを引き受けて仕事をしているでしょうし、制作会社で長年、コピーライターをやっているかたは、会社で引き受けた仕事であれば、どんなコピーでも書くのでしょう。 フリーランスとして独立したコピーライターであれば、好きな仕事だけ引き受けるかたもいらっしゃれば、収入や今後の勉強のために、どんな仕事でも引き受けるというようなかたもいらっしゃるでしょう。 このようなことから、一概にコピーライターの仕事の範囲を言うことは出来ませんが、ごくごく一般的なコピーライターの仕事というものをご紹介してみましょう。 広告のコピーを書く以外に、企画書作り、またはコンセプト作りという仕事があります。 そして、そのための資料の収集という仕事ももちろん含まれます。 デザインオフィスに勤務していて、デザイナーやカメラマンなどと一緒に仕事をしている場合には、そのかた達との打ち合わせもあるでしょう。 コピーライターの格が上の場合には、デザイナーやカメラマンに指示を出す場合もあり得ます。 逆に、格が下であれば、このような感じのコピーを考えてと、指示される場合もあるでしょう。 クライアントへプレゼンテーションに出かけるという仕事ももちろんありますね。 意外と、コピーを書くよりもそれ以外の仕事の時間が長いのがコピーライターだと言っても良いでしょう。...
クリエイティブな仕事をしているかたの多くは、しばらく会社勤めをしているうちに、独立してやってゆきたいと思うようになります。 いわゆるフリーランスです。 ですが、フリーランスでやっていくというのは、並大抵のことではありません。 仕事が引き続ききちんと来るのかどうか・・・何よりもそれが一番気がかりでしょう。 フリーランスのコピーライターというのは、前回の記事の中にありますように、一人でいろいろな事をこなしています。 さらにフリーランスになるというのはとても大変なことで、事務的な作業までも一人でやらなくてはいけないのですね。 もちろん、税理士さんを頼んだりできるほどの収入が見込めるのでしたら、頼んだ方が簡単ではありますが、フリーランスになりたてのコピーライターでは、そうもいかないでしょう。 収入も毎月一定ではありませんから、仕事の経費で使用した分を、きちんとメモしておかなくてはならないですし、出来る限り領収書をもらうなど、普段の買い物でも忘れてはならないことがあります。 打ち合わせのための交通費や、飲食代など、全てメモしておかなくてはならないのです。 いくら、コピーの才能があっても、めんどくさがりのかたは、続けられないかもしれません。 さらに、毎月、自動的に税金が引かれるわけでもありませんので、確定申告もしなくてはなりません。 その辺りは、実際にその時がきてから勉強すれば良いのですが、とにかく会社勤めのように楽ではないということです。 フリーランスのコピーライターは、好きに時間を使って優雅に仕事をしたり、楽しんだりしているようなイメージを持っているかたも多いようですが、決してそのようなかたばかりではありません。 むしろ、そのようなかたがたのほうがずっと少数派です。 しかし、経験してみなければ、ご自分がどのようになるのかわかりませんから、フリーランスでやっていきたいと思ったなら、やってみるのも良いでしょう。...
広告会社などで何年かの経験を積んだあとで、フリーランスのコピーライターになりたいと思うかたも大勢いらっしゃいます。 フリーランスは、うまくいけば時間が自由ですし、仕事も自分で選ぶことが出来ますし、一生懸命やれば収入もずっと良くなります。 逆に、フリーランスになったとたんに仕事が激減してしまい、結局、他のアルバイトをしながらでないと、やっていけないという話もよく耳にします。 このように、フリーランスというのは安定性が全くありませんから、率直に申しまして、安定を求めるかたは向いていないでしょう。 一時的にとてもうまくいっているようであっても、何らかのことが原因となってうまくいかなくなることも十分にあり得ます。 そのような不安にもいつも楽観的でいられるかたが、フリーランスに向いているのです。 多くの場合において、フリーランスとしてもうまくやっていけるコピーライターというのは、やはり会社勤めが長く、しっかりと経験を積んでいることが重要となっています。 当然ではありますが、ご自身の仕事以外の部分も含めて、広告制作の流れが完璧に理解できていること。 そして、ご自身でその流れのほとんどをこなすことが可能であること。 つまり、ご自身で不可能と思われる部分は、発注できる知り合いが数人いること。 そのような人間関係があるということも、非常に重要です。 たとえば、取材が必要な場合、ご自身で取材に出かけられるかどうか。 もし、無理なようであれば、取材を請け負ってくれる知人がいるのかどうか。 取材で録音したテープを、ご自身で起こすことが出来るかどうか。 発注できる相手がいるのかどうか、このあたりまでよく考えて独立を考えるべきでしょう。...
コピーライターとしての就職は、簡単なものではありません。 以前、誰もがコピーライターになりたがった時期から見れば、ずいぶんと容易にもなったでしょうが、それでもまだまだ難関であると思った方が良いでしょう。 本気でコピーライターを目指しているかたは、やはり大手の広告代理店に就職したいと思うことでしょう。 大手の広告代理店にコピーライターとして就職したいのであれば、まず四年制大学へ進むことです。 何故なら、大手広告代理店は、四年制大学の卒業生を採用することが、きわめて多いからです。 とくにコピーライターの場合には、文章が上手であることはもちろんのこと、他にも幅広い知識や教養が求められるのです。 もちろん、大学へ進学したから、どなたでも幅広い知識や教養が身に付くというわけではありません。 しっかりと勉強をしてください。 そして、アルバイトなどもして社会性も少々、身に着けておくと良いのではないでしょうか。 また、広告代理店に就職した場合、コピーライター志望であっても、最初からすぐにコピーライターをさせてくれるところは、ほとんどないと思います。 色々な部署でさまざまな経験を積み、コピーライターとしての適性があるかどうかがチェックされて、やっと起用されるというのが一般的です。 出来るだけ早くコピーライターとして活躍したいと思うかたは、小さ目の広告代理店や制作会社に就職するのが良いでしょう。 経験を積むと大手の広告会社へ転職したり、独立してしまうのがコピーライターですから、新卒の場合、小さ目の会社であれば、比較的就職しやすいでしょうし、すぐにコピーを書かせてくれる可能性が高いのです。...
コピーライターをアルバイトで採用しようという会社はそれほど多くはないでしょう。 ですが、最初はアルバイトで採用してもらい、本当にコピーの才能があるようでしたら本採用になるということが、ないわけではありません。 とくに、大学生の間にアルバイトとして広告代理店や広告制作会社で働きますと、その可能性はさらに高くなります。 ですが、本当になんらかの才能が見えないと厳しいでしょう。 もちろん、アルバイトの学生に、重要なコピーを任せるような会社はないと思いますが、ちょっと考えてみないか?くらいのお誘いならあるかもしれません。 そういうチャンスが訪れた場合には、逃さずに全神経を集中して考えてみてください。 実際には、考えたコピーが採用されることはほとんどないと言っても良いでしょう。 ですが、コピーの採用が目的なのではなく、その会社のコピーライターやそこの部署のかたがたに一目置かれるということが重要なのです。 また、アルバイトは単なる雑用か、アシスタントの場合がほとんどでしょう。 しかし、絶対に遅刻や欠勤はせずに、どんなことでも一生懸命、やりましょう。 アルバイトだからと、気軽に構えていてはいけません。 そうすることで、大学生のかたは、新卒採用の可能性が高まりますし、社会人のかたであれば、社員になってみないか?とのお声がかかりやすくなる筈です。 広告業界は、傍から見入ると自由な社風で、お気軽に見えるところがあるかもしれません。 ですが、自由であることと、いい加減であることは、まったく別のことです。 その自由な社風でさえ、しっかりとした常識の上に成り立っているものであるということを忘れずに。...
コピーライターの求人を、あまり見かけることがないというかたは、多いかもしれません。 確かに、一般的な職種に比べれば求人は少ないと思いますが、それでもインターネットの求人情報などでは、時々見かけることがあります。 もちろん、普通に販売されている求人雑誌にも載っていることがあります。 アルバイトの募集がメインとなっているアルバイト情報誌であっても、載っていることがありますよ。 毎回、たくさんの募集が載っているわけではありませんが、ひとつふたつであれば、けっこう見つけることができます。 また、各新聞の求人欄におきましても、時々見つけることができます。 新聞の折り込み広告として入ってくる求人チラシ内でも、ごくたまにコピーライターの募集がなされています。 さらに、ハローワークでも、コピーライターの求人がありさえすれば、紹介してくれるでしょう。 決して、手の届かない仕事ではないのです。 広告会社は、名前の知れた大手ばかりではありません。 首都圏でしたら、小さな制作会社は、驚くほどたくさんあります。 ですから、2?3か所で採用されなかったからといって、諦める必要はありません。 何度でも挑戦すれば良いのです。 以前、お話しましたね。 コピーライターは、簡単に諦めないような粘り強い性格でないとなれないと・・・。 考えたコピーが、一度で採用されることは、ほとんどなく、何回も駄目出しをされて、やっと採用されるのです。 仕事に就くときもそれと同じだと思ってください。 求人は、意外とどこにでも載っています。 あとは、あなたが応募するかどうか、だけなのです。...
コピーライターの前に「セールス」という言葉がついた、「セールスコピーライター」という仕事が注目を浴びています。 セールスという言葉がつくことによって、よく言われている一般的なコピーライターとはちょっと違うということを強調しているのでしょう。 だいたいの予測がつくかと思いますが、セールスコピーライターというのは、俗にいうセールスレターを書く人のことです。 セールスレターはお分かりでしょうか。 文字通り、なにかを売るための文章ということです。 普通のコピーライターも、広告のキャッチコピーを考えたりするのですから、結局は何かを売るための文章ではあるのですが、そこにはもっと強烈なクリエイティビティが要求されるのが普通です。 結果的には、売れることに結び付くのですが、まずは広告に目を向けてもらい、その商品を知ってもらいたいというところから始まると言って良いでしょう。 一方、セールスコピーライターのほうは、クリエイティビティよりも、最初からダイレクトに「売るための技術」が重要となってきます。 買い手の心理に訴えかけるような手法ですね。 一般的にセールスレターというのは、長いものが多いです。 売りたい商品に興味もなかった人を振り向かせようというのですから、それも仕方のないことかもしれません。 その長い文章を、どのようにして最後まで読んでもらうのか・・・そして、どのような言い回しをすれば、実際に買いたい気持ちになってくるのか。 このようなことを勉強しなくてはならないのが、セールスコピーライターです。 インターネットの時代になってから、急激に需要が増えた仕事でしょう。...
「コピーライター」という職業がありますが、あなたはご存じでしょうか。 過去に一時期、大変な人気職業になったこともあります。 多くの若者が、コピーライターを目指したものです。 現在、このコピーライターという職業は、人気が廃れてしまったわけではなく、やはり広告業界を目指すかたの中の多くのかたが目標としています。 人気のある職業ではありますが、実際にコピーライターとしてやっていけるかたは、決して多くはありません。 傍から見ると、誰でも出来そうな仕事に見えるのでしょうが、実際には大変、難しい仕事でもあるのです。 しかも、努力だけでどうにかなるというようなものでもありません。 生まれながら持っている感性やセンスのようなものがないと、この仕事を続けてゆくのは難しいでしょう。 さて、このコピーライターの仕事は、どのような仕事なのかと申しますと、端的に言ってしまえば広告の文章・・・中でもキャッチコピーを書くかたのことです。 なんらかの商品を宣伝したり、企業の宣伝をしたりするために、雑誌、新聞、ポスターなどに広告を出しますね。 また、テレビやラジオのコマーシャルもそうですし、インターネット上のウェブサイトやバナー広告などを使用することも多々あります。 そのようなところに宣伝のための文章を書くのがコピーライターの仕事なのです。 コピーとは宣伝用の文章を指し、ライターとは書く人のことですね。 コピーライターという仕事にあまり興味のなかったかたは、どのような仕事であるのか曖昧なところもあったと思いますが、これでお分かりになりましたか。...
少しでも早く一人前のコピーライターとして活躍したいというのであれば、コピーライターのコンテストに応募をしてみるという方法があります。 カメラでも小説でもそうですが、コンテストのようなもので良い賞を取ることが、出世への近道になることがよくあります。 コピーライターも例外ではありません。 できれば、大きなコンテストで最優秀賞を取れば一番良いですが、そこまでではなくとも、小さなコンテストでいくつかの賞をもらっていれば、就職の際の大きなアピールポイントになりますし、実際にとても有利であることは間違いないでしょう。 コピーライターのコンテストなんて、あるのか?と思われるかもしれませんが、いつも気にしていますと、けっこう色々なところで募集していることに気が付きます。 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット、などなど、あなたのコピーの能力を試すチャンスは、どこにでも転がっています。 このようなコンテストにおいては、年齢や性別、これまでのコピーの経験など、一切、関係ありませんから、どなたでも応募することが出来ます。 実際、普通のサラリーマンをしながら、ひそかにコピーライターになりたいと思い、勉強していらっしゃるかたも多いのではないかと思います。 そのようなかたの大半は、年齢も30代であったり、40代であったりすると思います。 年齢が邪魔をして、なかなか転職にも踏み切れないと言ったところでしょう。 ですが、このようなかたがたこそ、どんどんコンテストに応募して、チャンスをものにすることです。 広告の世界は、本当に実力がありさえすれば年齢はあまり重要ではないでしょう。...
「コピーライター」の仕事は、よく「ライター」の仕事と混同されてしまいます。 どちらも文章を書く仕事ですし、「ライター」という言葉が入っていますから、同じように感じてしまうのでしょう。 実際、コピーライターを本業としつつ、ライターとしての仕事を掛け持ちしているかたもいらっしゃいますし、その逆の場合もあります。 ですが、コピーライターとライターの仕事というのは、違うものなのです。 その違いというのを、お話いたしましょう。 前回の記事では、コピーライターの仕事をご紹介いたしましたね。 よく読んでいらっしゃらないかたは、もう一度目を通していただけますか。 コピーライターの仕事というのは、広告のための文章・・・とくにキャッチコピーを書くという仕事なのです。 一方、ライターの仕事というのは、何かテーマを与えられ、それに沿って文章を書く仕事なのですね。 簡単に言いますと、違いというのはその部分です。 大きな違いがないように思えるかもしれませんが、良く考えてみてください。 広告のための文章を書くというのは、広告している商品を売るための文章を書かなくてはならないのです。 まずは、広告に注目してもらい、次に広告内の文章を読んでもらいます。 そして、読んでくれたかたが商品を魅力に感じて、欲しい!と思い、実際に購入してもらわなくてはならないのです。 つまり、商品の売り上げが上がらなかった場合には、そのコピーライターには、能力がないと見なされることになります。 ライターの方は、とりあえず、書いた文章を多くのかたが読んでくれればそれで良いのです。 しかしもちろん、下手でつまらない文章であっては、誰も読んではくれません。 読んでもらえるか読んでもらえないか・・・というところで仕事の優劣が判断されることが多いです。 このような違いがあるということを覚えておいてください。...
コピーライターになりたいというかたは、現役のコピーライターが日々、どのような生活を送っているのか知りたくはありませんか。 コピーライターといっても、会社勤めのかたと、フリーランスのかたでは、時間の使い方が大きく異なっていると思いますが、会社勤めのコピーライターは、ほとんどのかたが一度は経験することですから、そちらからご紹介してみましょう。 あくまでも、ごく一般的なコピーライターの生活です。 全員が、同じとは限らないのでそのような視点で読んでくださいね。 会社勤めですから、基本的に実働時間は8時間となっていますが、ひと月のうち8時間だけ働いて帰宅することが出来る日というのは、あまり無いと思った方が良いでしょう。 同じように、広告会社も近年では週休二日制をとっているところが多いですが、コピーライターが毎週二日、きちんと休めることはまず、無いと思って良いでしょう。 基本的に、クリエイティブな仕事というのは忙しいです。 何故なら、クライアントの都合に合わせて、仕事を進めなくてはならないからです。 たとえば、やっとの思いでコピーを書いてクライアントに提供しても、一度でOKが出るということはほとんどなく、修正依頼が来ます。 そして、その期限が「明日の朝一番で」と言われたなら、当然ですが、その日は完成するまで帰宅することが出来ません。 このような感じで、土曜日や日曜日が出勤になってしまうことも多々あります。 修正依頼でなくとも、いくつかの仕事が重なって、それらの締切りの日が近かった場合、とても忙しくなってしまい、家に帰ることが出来ないということもあるでしょう。 小さな会社であっても、クライアントの都合で仕事をしている以上は、このような生活になります。 それでも、コピーライターになりたい!と思うかたが、やってゆけるのです。...
広告というのは、もうずっと昔からあったものです。 人は、生きてゆくために、何かを売ったり、買ったりしてゆかなくてはなりません。 現代のように、なにもかもが便利になった時代においてさえ、より快適な生活を望むために広告は欠かせないものとなっています。 実際、広告ひとつで、物の売り上げがまったく違ってくるのには驚きです。 これにはコピーライターの力量もかかっているのですね。 ですが、広告が長い歴史を持つのに比べて、コピーライターという仕事は、それほど長い歴史を持っているわけではありません。 どういうことなのでしょう。 つまり、以前より、広告の文章を考えたり書いたりするかたはいたのですが、特別、その文章だけに特化したような職業というのは長い間、存在しなかったということです。 それが、1980年代に入って、急に注目を浴び始めるようになったのです。 これは、大変、優秀なコピーライターが出現したせいに他ならないでしょう。 彼らの考える広告のコピーが、大衆の心をしっかりと鷲掴みにしたのです。 多くの人の心に響くようなインパクトがあり、かつ、いつまでも記憶に残ってしまうような強烈なコピー。 このセンスこそが、コピーライターの命と言っても良いでしょう。 このセンスは、一朝一夕に身に付くものではありません。 そのために、当時は俄かコピーライターもたくさん出現しましたが、自然淘汰されてしまうのが常でした。 多大な努力のほかに、ほんの少しの才能も必要であるということです。 結局、コピーライターという職業が定着したのは1980年代だと思って良いでしょう。...
前回の、コピーライターの生活はいかがでしたか。 会社勤めをしているコピーライターの日々の生活を簡単にご紹介してみました。 今回はフリーランスのコピーライターの場合です。 フリーランスというのは、独立して自分一人で仕事をこなしている人々のことですが、そのため、時間の使い方も本人次第で、まったく自由です。 ですので、今回もまた、ごくごく一般的なフリーランスのコピーライターの生活だということを頭に入れてお読みください。 基本、フリーランスのコピーライターは、早起きをしません。 クライアントに指示されている締切り時間が早朝であったり、打ち合わせの時間が早めだったりした場合を除いて、早起きするということはほとんどなく、だいたい10時や11時頃に起きます。 そして、身支度をすませて、コーヒーでも飲みながら、メールなど連絡事項のチェックをしたりします。 そして、前日に終わらなかった仕事に手を伸ばします。 集中が途切れたところで、朝食と昼食兼用の食事をとります。 外出する用がなければ、ひたすら仕事を続けます。 フリーランスのコピーライターも、会社勤めのかたと同じで、クライアントの都合に合わせるのが普通です。 ですから、徹夜になることも頻繁ですし、休日がしばらく取れないということも十分にあり得ます。 もっとも、フリーランスの場合は、多少、忙しくないと収入の面で苦労しますから、毎日ヒマにしているコピーライターよりは、多少、忙しいくらいでないと、続けてゆけないでしょう。 徹夜が多いためか、自然に、夜型になってしまうかたが多いです。 会社勤めとの違いは、自分を律していないと生活が限りなく不規則になりがちということでしょうか。...
今でこそ、コピーライターの人気は一定レベルで定着したようですが、以前には、誰もかれもが憧れるような花形職業であった時期があります。 そのような時期を経て、コピーライターという職業がしっかりと定着したことから、現在でもこの職業を目指すかたが多いのだと思います。 近頃は景気の問題もあることから、堅実な職業に就きたがるかたも増えてきていますが、そのような中にありながらも、広告業界の人気は、相変わらず高いですし、広告業界の中で言いますと、コピーライターの人気も決して低いものではありません。 しかし、どうしていつの時代もそんなに人気があるのでしょう。 ひとつには、広告業界という業界そのものの人気が高いということが挙げられるでしょう。 そして、その中で自分が出来そうな仕事というと、ペン一本あればできて、しかもたった一言で数百万円を稼ぎ出せるコピーライターが良い・・・ということになるのではないでしょうか。 営業は好きではないし、デザイン系は才能がない。 写真を撮るような技能もないし、事務系なら広告業界である必要がない・・・とすれば、残るのはコピーライターくらいしかないですからね。 単純に、何か横文字職業に就きたい・・・というような考えのかたもいらっしゃるでしょう。 技能が優先される横文字職業の中において、コピーライターは比較的簡単になれそうに見えるのかもしれません。 もちろん、このような安易な発想のかたがたばかりではありません。 以前より文章を書くのが好きというかたは、たった一言で大衆の心を鷲掴みにするこの職業で、自分の才能を試してみたいと思うこともあるでしょう。 それぞれに、いろいろな思いを持って、この職業はいつも人気が高いのだと思います。...
ここまでブログを読んでくださったみな様は、コピーライターという仕事がどのようなものであるのか、かなり理解できたと思います。 コピーライターは、新商品の宣伝のためのキャッチコピーを考えたり、時には開発そのものにも係わる重要なポジションでもあるのです。 その商品の宣伝コピーを書くということは、その商品のことをよく理解していることが必要ですからね。 つまり、コピーライターという職業は、まったく悪気などなくても、ちょっとした不注意から企業スパイにも成り得てしまうわけです。 もっとも危険なのは、今まで契約していたコピーライターを、ライバル会社に奪われてしまうことです。 社内に優秀なコピーライターを正社員として確保していれば別ですが、優秀な人材がいないため、フリーランスのコピーライターなどと契約していた場合には、ありがちなことです。 コピーライターのほうには悪気がなくても、つい、いろいろと話に乗せられてしゃべってしまうということはあり得ることです。 それを防ぐために、企業とコピーライターの間では契約がなされるのが普通です。 その契約内容というのは、他社に自社のあらゆるノウハウを漏らさないように・・・というような契約というよりも、契約しているコピーライターが、ライバル会社の仕事に一切、関与しないように・・・というような内容となっています。 そのような契約をして初めて、そのコピーライターに我が社の広告を任せられるようになるのですね。 コピーライターのほうも、そのような契約をしたからには、ライバル社の仕事に関与しないという、自分への戒めのようなものが出来上がることでしょう。 これは、良くあるごく当たり前の契約であり、決して珍しいことではありません。...
前回は、コピーライターという職業がいつも人気である理由として、コピーライターになりたいと思っているかたの動機などいろいろ書せていただきました。 ですが、安易に思える理由であったとしても、それが悪いということではありません。 きっかけなど、どのようなものであっても、一生懸命に努力をして、人を引き付けるようなコピーを書き、実際にその仕事が心底好きになれればそれで良いのではないでしょうか。 優秀なコピーライターというのは、流行を作り出し、時代そのものを作ってゆくことさえ可能なのです。 今後もたくさんのかたにコピーライターを目指していただきたいですね。 しかし、どのようにしてコピーライターになったら良いのでしょう。 ちょっと考えただけでは、よくわかりませんね。 コピーライターという仕事には資格というものがありませんから、実のところ、今あなたが「私は、コピーライターです。」と名乗れば、即、コピーライターになることが出来ます。 しかし、それで仕事が来ることは、ほとんどないでしょう。 こういう過程を経てコピーライターになりました・・・という証明のようなものがないと、世間は認めてくれないのですね。 一番手っ取り早いのは、コピーライターの養成講座や、専門学校に通うことでしょう。 四年制大学を卒業なさったかたであっても、このような学校に通わないと、なかなか優秀なコピーライターになることは出来ません。 コピーライターになるための勉強を充分にしたあとで、広告会社に就職します。...
「コピーライターとしての就職」や「コピーライターのアルバイト」などの前記事のなかでも、就職については色々と書きましたが、今回は転職のかたに絞って書いてゆきたいと思います。 転職と言いましても、その年齢などもさまざまであり、基本的には年齢が高いほど、どの職業であっても不利だというイメージが付きまといます。 同じ程度の実力であれば、企業は40代、50代のかたよりも若いほうを採用するのが普通でしょう。 何故なら、年齢が若いほうが給料が少なくてすみますからね。 このような不況の時代にあっては、どこの企業でもそういうものです。 しかしながら、クリエイティブな業界におきましては、やはり年齢よりも実力のほうが勝利することがあります。 ですから、もしあなたが、30代や40代で初めてコピーライターとして転職しようというのでしたら、一緒に入社試験を受けるであろう若者よりも、圧倒的に実力を付ければ良いのです。 年を取っているということは、それだけこの世の中で生きてきているということであります。 たった一歳の差とはいっても、約365日分多く生きているのです。 それが10年としたら、どうでしょうか。 3650日も多く社会経験を積んでいるのですよ。 それだけの年月、コピーライターになるための勉強も怠らず、幅広い視野を持ってさまざまなことに関心をよせたり、趣味として楽しんでみたり、見聞を広げたりしましたか。 いい加減に、だらだらと日々を過ごしていたのであれば、若者に負けても仕方ありません。 本当にコピーライターになろうと必死の若者はパワーに溢れています。 まずは、一度様子を見るためにも、中途採用の試験なり、面接なりにお出かけしてみることをお勧めいたします。...
コピーライターになるための方法として、前回は養成講座や専門学校に通うということを提案いたしました。 今回は、そのような学校には行かずに、高校や大学を卒業したのち、小さな広告会社に就職するという方法です。 広告会社といっても、コピーが書けないと仕方がありませんから、実際にコピーライターが在籍していて、広告を制作しているようなところが良いでしょう。 そうであれば、小さくともかまわないのです。 もちろん、在籍しているコピーライターが、有名人である必要もありません。 そのような会社に就職をして、アシスタントから始めるのです。 いわゆる下積み生活ですね。 収入が少ないうえに、ハードな毎日となりますが、この方法の良いところは、実際に広告を制作する過程を体験出来るということです。 また、実際のコピーライターの仕事をその目で見ることが出来るのも大きな収穫となるでしょう。 学校で知識を詰め込んでいるのと、実際の現場で仕事をしながら覚えるのとでは、大きな差があるのも事実なのです。 現場は強いです。 ですが、たとえば、大卒なのにいつまでもアシスタントなんてやっていられない・・・このように思ってしまうようなかたは、最初から養成講座のほうへ行ってください。 一時的なプライドよりも、いつか一人前のコピーライターになってやろうという意気込みのあるかたのみ、現場を選んでください。 そこで、一生懸命に経験を積んだら、次はコピーライターとしてもっと大きな広告会社へ移ってください。 最終的には、大手の広告会社や企業の宣伝部までたどり着けると良いですね。 こうして経験を積んで、一人前のコピーライターになってゆくのです。...
コピーライターというと、大変、お金持ちのイメージがありますね。 実際、有名なコピーライターになりますと、一言のキャッチコピーを書くだけで数百万円という収入が得られる場合もあります。 そこまで行きますと、一文字で数十万、数百万の世界ですね。 何故か一般のかたがたにとっては、コピーライターの収入というと、そのような部分しか耳に入らないようです。 実際、そのような収入を得ているコピーライターというのは、ほんの一握りのかたがただけなのです。 そのようになるためには、過去に大成功したコピーを書くなどの実績が、必ず必要になってきます。 実績も何もなくて、いきなり、一文字数十万円になるはずがないのですね。 ですが、一般のかたがたは、コピーライターにさえなれれば、大きな収入が得られるというように誤解していらっしゃいます。 とくに、これからコピーライターになろうとしていらっしゃるかたは、まず、この誤解を解いてください。 そして、コピーライターという職業のかたは、広告業界には山のようにいらっしゃるということも覚えておいてください。 そして、大多数のコピーライターは、クリエイターでありながらも、いわゆるサラリーマンのような月収で生活をしているのです。 ごく普通の職業よりも少ない収入のかただって多いのです。 ちょっと経験を積んだだけで、すぐにフリーランスになってしまったりすると、仕事そのものが激減しますから、収入は微々たるものになってしまいます。 このような現実をしっかりと直視したうえで、本当にコピーライターとしてやっていきたいのかどうか考え直してみてください。...